重防食工法

ニッシン・ジャパンが独自に開発した工法です。コンビナートや海沿の施設に設置されている様々な配管や鋼材のサビや損傷を補強・修復し、加えて長期間劣化を防止するために特殊防食テープを使用し、美装のための仕上げ処理を施す工法です。


特徴

1.火気を使用しないので安全で、どのような環境でも施工可能。
プラントは火気厳禁の場所が多く危険を伴う作業が多い中、この工法はケレン作業以外では火気をまったく使用しませんので、どのような環境でも安全に作業が出来ます。
2.作業時間の短縮と工期の短縮を実現。
優れた材料の特長を生かした独自の工法により、作業プロセスに無駄がなく、作業時間の短縮により短期間で防食と補強が可能です。
3.硬度、強度に優れる。
施工の核となる炭素繊維により、鋼板での補強と同等の強度が得られ、配管の腐食による強度低下を補います。
4.耐候、耐熱、耐薬品性に優れる。
内流物の温度上昇も考え、110℃対応の樹脂を使用し、耐候性に優れた上塗り材により、耐薬品性も向上しました。

OZ工法の手順

1.施工前 → 2.ケレン → 3.錆転換剤塗布 → 4.防錆プライマー塗布 → 5.防食テープ補強 →
6.炭素繊維+樹脂塗布 → 7.炭素繊維+樹脂塗布 → 8.セラポリマー塗布→完了
断面図


一般的な重防食工法

1.ケレン → 2.防錆プライマー塗布 → 3.防食テープ補強(デンゾーテープまたはナイトテープ巻きつけ)→ 工事完了